俳優の梅沢富美男(69)が12日、慢性腎不全のために亡くなった俳優の梅宮辰夫さんについて、レギュラーを務めるTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜・後9時)で涙ながらに思い出を語った。
梅沢は「本当に一番尊敬する俳優さんでね。随分前だけど山城新伍さんとやってた番組で、俺も売れたばっかりの時に呼んでくれてね。その時からずっとかわいがってくれて。今でも忘れない言葉は『役者ってのはみんなの憧れであって、そういう存在でないとダメだよ。みんなが見てて憧れるような存在じゃなきゃ役者はダメだ』」と梅宮さんとの思い出を語った。
「憧れの人なんでね。目標にして梅宮先輩みたいになりたいなってずっと思ってるんだけど、まだまだダメだな。小さいわな。なれない、なれない」と梅宮さんの背中を追い続けているとした。
同番組で共演したこともあり「この番組ね、こんなくだらない番組にも出てくれてさ。『お前が言うんだったら出ようか』って一回出てくれてね。あの時はうれしかったな」と振り返った。
最後に「頭が上がらないというか、憧れていたんでね。先輩って頭を下げる人がいなくなっちゃったんだよ」と残念がり「どうして病気の事を隠してたかっていうのを、ある方から聞いたんだけど『役者ってのは常にキャスティングされてナンボなんだよ。だから俺が具合が悪いって言ったら、キャスティングが外れるだろ。だから言わねえんだよ』って。カッコイイじゃないの」と声を詰まらせていた。
2019-12-12 12:36:00Z
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