街の人の日常使い目指す
2019年6月、秋田市内に築43年の倉庫をリノベーションした複合施設「ヤマキウ南倉庫」がオープンした。手がけたのはデザイン会社のSee Visions(秋田県秋田市)。同施設は、不動産管理会社のヤマキウ(同)が酒類卸を行っていた頃、酒類の貯蔵庫として使用されていた場だ。どのような物件かリポートする。
築43年の倉庫をリノベーション
同施設は、鉄骨造2階建て、延べ床面積約1300平米の複合施設だ。スーパーやアウトドア、雑貨、家具、花屋など10のショップ、6つのオフィスとコワーキングスペースが入っている。黒い箱のようなブースが並び、施設中央には「屋根付きの公園」をコンセプトにしたホール「KAMENOCHO HALL KOEN」を設置。ライブラリーも兼ねており、県内外のセレクターが選書した書籍を楽しめる。コンセプト設定について、街の人が日常的に使うことを目指したと松橋安莉氏は語る。「例えば、学校帰りの学生が勉強をしに来たり、親子でのんびり過ごしたりなど買い物以外の目的でも立ち寄ってほしい」
黒い箱のようなブースが並ぶ(photo:Nozomi Takahashi)
リノベーションでは、入り口のシャッターを大開口に変更した。内装は床をきれいに改修した程度で、ほぼ既存の物を生かしている。松橋氏は「43年もここに建っていた建物なので、街の風景になっていると思いました。景観を残しつつ、新しいにぎわいを創出できることを目指しました」と語る。
左:塗料と輸入壁紙のインテリアショップ
右:北欧や国内のデザイン家具を販売している
同施設誕生は2015年、向かいにあるオフィスビルを「ヤマキウビル」としてリノベーションしたことがきっかけだ。この時の縁でオーナーから倉庫の改修の相談を受け、今回のオープンへと至った。
開設から約半年が過ぎ、日常のサイクルとして立ち寄ってもらえる場所になってきていると松橋氏は話す。「お仕事帰りに本を読んだり、買い物をしたり日常の一部になりつつあります。今後、地域の人とネットワークが作れるようなイベントや企画などを行って、色んな人と交流していきたい」
オリジナル照明と日常を彩るプロダクトを販売
【リポート/編集部 本庄】
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January 21, 2020 at 09:07AM
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See Visions、秋田の倉庫をリノベで複合施設に - リフォームオンライン - リフォーム産業新聞
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