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Monday, April 13, 2020

古九谷伝統柄 包装紙に 能美・北野陶寿堂で業界初 - 中日新聞

古九谷の2種類の模様で包装紙を作った北野広記さん(左)と深田哲平さん=能美市泉台町南で

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 能美市泉台町南の九谷焼製造卸業「北野陶寿堂」は、同市辰口町の印刷会社「共同印刷」と協力して、古九谷の代表的な模様を使った二種類の包装紙を作った。九谷焼業界では初の試みで、今後さらに種類を増やしていく。

 古九谷の数ある模様の中から「色絵石畳文」と「牡丹(ぼたん)唐草」を選んだ。北野陶寿堂の北野広記社長(37)は「どちらも古九谷の伝統柄で、飾り皿の模様にあしらわれることも多く、これを見ればすぐに九谷焼とイメージできる」と語る。

 同社ではこれまで九谷焼とは無関係の包装紙を使ってきた。北野社長は「自分用の商品ならともかく、贈答用の商品は包装紙にもこだわりたい。受け取った人も、すぐに九谷焼と気付いて喜んでもらえるはず」と狙いを説明する。

 著作権の無い九谷焼の模様を焼き物以外で利用する動きは近年、進んでいて、手ぬぐいやマスキングテープ、クリアファイルなどのデザインにも使われている。共同印刷の深田哲平社長(36)は「いろんな用途に使うことで、九谷焼の伝統と文化を子どもたちの世代に継承していきたい。九谷焼に親しみも感じてもらえればいい」と話す。

 今回の包装紙は北野陶寿堂の店舗や通販で使い、市販はしない。(平井剛)

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