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Wednesday, January 29, 2020

森永製菓、「inゼリー」包装でプラ使用量を約9%削減 - 環境ビジネスオンライン

森永製菓(東京都港区)は1月29日、環境に配慮した取り組みの一環として、主力商品のゼリー飲料「inゼリー」において、包装のプラスチック使用量を削減しバイオマスインキの使用を開始すると発表した。

2月製造より「inゼリー」の6品を対象にキャップ+ストロー部分のプラスチックを軽量化することで、使用量を約9%削減する。同時に、これまでよりもキャップを開けやすくし、利便性の向上も図った。

また、3月製造より順次、「inゼリー」全品を対象に、印刷に使用しているインキの一部をバイオマスインキに変更する。バイオマスインキとは、原料の一部に被子植物の種から抽出した生物由来成分を使用したインキをいう。

フードロス削減にむけて賞味期限を「年月」表示化

また、同社はフードロス削減に向けて、3月から順次「おっとっと」「エンゼルパイ」など一部商品について、賞味期限を「年月日」から「年月」表示に変更する。

2019年10月1日に食品ロス削減推進法(食品ロスの削減の推進に関する法律)が施行され、社会課題として一層のフードロス削減が求められている。食品ロスの削減は、廃棄物の減少につながるだけでなく、適正な生産により食料の生産から輸送、消費までの一連の工程から出る温暖化ガスの縮小にもつながるといわれている。同社は、賞味期限を「年月表示」に切り替えることにより、サプライチェーン全体でのフードロス発生の削減を推進する。

また、2019年8月に、チョコレート商品「ダース」について、環境に配慮した森林管理下で作られたFSC®認証紙の使用を2019年10月出荷予定の新規格品から開始すること、今後、主力品についても2020年春から順次FSC®認証紙への切り替えを行うことを発表している。

これまでの成果(2018年度)として、包装材料の減量化では、「チョイス」で約2.6トンのプラスチックを削減、「ハイチュウ」では約6.8トンの紙を削減。また、ミルクココア スティックタイプシリーズで、スティック袋の一部に、植物由来のバイオマスプラスチックを導入。これによりプラスチックを使用し、石油由来の原料に比べ、温室効果ガスの排出量をライフサイクル全体で約1.1トン削減した(2018年度)。

森永製菓グループは、環境方針に基づき、企業活動のあらゆる面で環境に配慮した取り組みを行い、持続可能なサプライチェーンの形成を目指している。また、「食」を通じて社会課題の解決と持続可能な社会の実現を目指し、ステークホルダーと連携・協働して、CSR活動に取り組んでいる。今後も、環境方針に基づき、持続可能な循環型社会の形成を推進していく。

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